こんにちは、えばです。
この記事をお読みいただきありがとうございます。
ついに10月25日から始まったNBAの2023-24シーズン。
このオフは大型トレードや移籍が多く、シーズンがとても楽しみでした。
全てのチームがうまくいくということはないと思いますが、今季もNBAに注目していきたいと思います。
さて、ついに開幕もしたということで、今回の記事では僕の順位予想(イースト編)をやっていこうと思います。
2023-24シーズンの順位予想(イースト)
15位:デトロイト・ピストンズ
僕がイースト15位と予想しているチームは、デトロイト・ピストンズです。
ピストンズは2021年のドラ1である、ケイド・カニングハムを中心にチーム作りを進めています。
昨シーズンはカニングハムやジェイデン・アイビー、キリアン・ヘイズ、アイザイア・スチュワートなど、若手選手の成長はあったものの15位。
まだまだこれからのチームだなという印象でした。
今季はドラフト5位でアサー・トンプソンを加え、さらに若くて将来性のあるチームになったと思います。
ただ中心選手のほとんどがまだこれから全盛期に向かう選手なため、今季はまだ15位になるのかなと思っています。
今季に彼らが大きく成長を遂げられれば、来季かその次のシーズンにはより楽しみなチームになっていることでしょう。
今季もその土台作りのシーズンになると思うので、15位と予想しています。
14位:ワシントン・ウィザーズ
僕がイースト14位と予想しているチームは、ワシントン・ウィザーズです。
ウィザーズは昨シーズンまでチームのエースを担ったブラッドリー・ビールを放出。
チームの再建らしき道をたどることになりました。
ビールのトレードでクリス・ポールを獲得、そのポールを放出しウォリアーズからジョーダン・プールを獲得しました。
「若返り」という観点で言えば成功した形になったと思います。
ただ、正直中途半端だなという印象です。
「再建」を本格的に目指すのであれば、言い方は悪いですがカイル・クーズマやプールは邪魔です。
彼らは爆発力がある選手なので、中途半端に勝ててしまう試合が多くなってしまうような気がします。
ただチームを大きく引っ張ってくれる選手では今のところないため、チームをプレーオフに進めることはないでしょう。
再建なら15位を狙いたいところだと思いますが、何となく14位とかになってしまいそうな気がしたので、今回はイースト14位に予想しました。
13位:オーランド・マジック
僕がイースト13位と予想しているチームは、オーランド・マジックです。
マジックは昨シーズンのドラ1のパオロ・バンケロを始め、比較的若いチームを作り上げています。
アメリカ代表としてW杯を戦ったバンケロ、ドイツ代表として大会を制したワグナー兄弟など、W杯を通じて得た体験は彼らを大きく成長させてくれることでしょう。
さらに今季はここ2年シーズンを全休していたジョナサン・アイザックも復帰。
若くて楽しみなチームだなという印象です。
ただピストンズ同様、まだまだこれからのチームなのかなと思っています。
W杯を経験した選手の成長やアイザックの復活などを期待して、今回はイースト13位に予想しました。
12位:シカゴ・ブルズ
僕がイースト12位に予想したチームは、シカゴ・ブルズです。
ブルズはデマー・デローザン、ザック・ラビーン、二コラ・ブーチェビッチのBIG3に加え、ロンゾ・ボールなどの実力者をそろえるロスターは形成しています。
メンバーそれぞれの実力やキャリアを顧みれば、12位はすごい低い順位予想だと思われるかもしれません。
ただ今季はボールがシーズンを全休。
それにも関わらずDFの強い選手の補強もなく、昨シーズンから大きく変わったところもありません。
BIG3はOFにおいては素晴らしいですが、DF面は正直微妙です。
ボールがいればプレーオフも全然あったと思いますが、シーズン全休とのことなので正直厳しいかなと思っています。
シーズン途中の補強がないのであれば、12位くらいに落ち込んでしまうのかなと予想しています。
11位:シャーロット・ホーネッツ
僕がイースト11位に予想しているチームは、シャーロット・ホーネッツです。
ホーネッツはラメロ・ボールを中心に、非常に楽しみなチームに仕上がっていたと思います。
ただ昨シーズンはマイルズ・ブリッジズが不祥事でシーズンをほぼ全休しており、ボールもケガをしたりと苦しいシーズンでした。
今季は10試合のみの欠場で、その後はブリッジズがコートに戻ってくる予定でした。
ただ10月12日、ブリッジズは再度不祥事をやらかし、今季の計画がすべて白紙に戻されてしまいました。
何試合欠場になるかもわからず、下手したらNBAからの追放なんてこともあるかもしれません。
ホーネッツはドラ2でブランドン・ミラーが加わったとはいえ、彼もまだ未知数な選手です。
ボールがいくら活躍してもなかなか厳しいと思うので、今回はイースト11位と予想しました。
ミラーの活躍やボールの健康状態次第では、大きく順位を落とすこともあると思っています。
10位:インディアナ・ペイサーズ
僕がイースト10位と予想しているチームは、インディアナ・ペイサーズです。
ペイサーズはタイリース・ハリバートンを中心に、徐々に強いチームを作り上げてきました。
2022年ドラフト6位のベネディクト・マサリンに加え、マイルズ・ターナーやバディ・ヒールドなどの実力者をそろえています。
チームでは少し干され気味ですが、ダニエル・タイスはW杯優勝という経験をしてきました。
それに加え今季は、昨シーズンにナゲッツで優勝を経験したブルース・ブラウン、成長中の若手であるオビ・トッピンがチームの一員になりました。
ハリバートンもW杯を経験し、成長をしていると思います。
ペイサーズは少なくともプレーイントーナメント出場圏内である10位にはつけると思っています。
それぞれの選手が昨シーズン以上の活躍を見せるか、シーズン中の上手な補強があれば、より上位に食い込んでくるかもしれません。
9位:ブルックリン・ネッツ
僕がイースト9位に予想しているチームは、ブルックリン・ネッツです。
ネッツは昨シーズン途中にケビン・デュラントやカイリー・アービングがチームから去り、忙しいシーズンを過ごしていました。
ただデュラントとのトレードで得たミカル・ブリッジズがネッツでスコアラーとして覚醒し、エースという役割を担うようになりました。
今季もブリッジズはいい活躍をすると思いますし、MIP賞(最優秀成長選手)の獲得もあるかもしれません。
ネッツの問題点は「3&D」の選手の過剰にあると思います。
3&Dは3ポイントとDFのできる選手のことで、現代NBAにおいて重宝される役割の選手です。
渡邊雄太選手なんかもこの役割の選手に当てはまると思います。
ネッツにはこのタイプの選手ばかりが在籍しているように見えます。
このタイプの選手を巧みに使いこなせる選手がいれば強いかもしれませんし、ベン・シモンズにその役割を求めているのかもしれません。
ただシモンズは一度自信を失っており、これからまた徐々に再起しようとしている最中です。
チームの中心をいきなり担わせるより、少し脇役的なところから戻していった方がいいように感じます。
そうなると、現状プレーメーカーがいません。
結局ブリッジズかキャメロン・トーマス当たりの個人技頼みになると思うので正直苦しいです。
そのためイースト9位と予想しました。
8位:トロント・ラプターズ
僕がイースト8位に予想しているチームは、トロント・ラプターズです。
ラプターズは僕の中ですごい予想の難しいチームでした。
というのも、このオフに元オールスターPGのフレッド・バンブリートを放出したのがいい方向に行くか悪い方向に行くか予想がつかないからです。
バンブリートはいい選手ではありますが、チームを強烈に強くする選手ではありません。
彼がいなくなるとチームは弱くなるとまでは言える選手ではないと個人的には思っています。
ラプターズには、スコッティ・バーンズやOG・アヌノビーなどの若手有望株がいます。
パスカル・シアカムというエースもいます。
彼らがいれば昨シーズンから大きく順位を落とすことはないでしょう。
ただ順位を大きく上げることもないと思うので、今回は8位と予想しました。
7位:アトランタ・ホークス
僕がイースト7位と予想しているチームは、アトランタ・ホークスです。
ホークスはこのオフ、チームの3rdオプションだったジョン・コリンズを放出。
トレイ・ヤングとデジャンテ・マレーのバックコートデュオ中心のチームになりました。
コリンズは自身の役割に不満があるという報道はあったものの、ヤングやマレー以上の能力はないため、放出はある程度仕方のないことでしょう。
ホークスは正直、コリンズがいなくなったくらいなのであまり順位の変動はないと思います。
ヤングが相変わらずのプレーを見せてくれれば、少なくともプレーイントーナメントには出場することでしょう。
6位:ニューヨーク・ニックス
僕がイースト6位と予想しているチームは、ニューヨーク・ニックスです。
ニックスはジェイレン・ブランソンとジュリアス・ランドルのデュオを中心に、昨シーズンはイースト4位という成績を残しました。
特にブランソンの成長は著しく、W杯ではアメリカ代表にも選ばれる活躍ぶりでした。
プレーオフでも勝負強さを見せ、とてもいいシーズンになったように思います。
ニックスの問題点としては、R・Jバレットが思ったより育ってきていないことだと思います。
バレットは2019年のドラフト3位の選手であり、1位はザイオン、2位はジャ・モラントというドラフト年出身です。
ザイオンやモラントはチームのエースになりましたが、バレットはまだそこまでの成績を残せていません。
バレットが今季も微妙となると、ニックスは少し厳しいのかなと思います。
また個人的に、ジュリアス・ランドルの活躍には少し物足りなさを感じます。
特にプレーオフなどの大事な局面で弱くなってしまう印象です。
ランドルを手放し新たな選手を補強することもありかなと思っています。
チームの中心であるバレットやランドルのこれらの問題から、今季はイースト6位辺りになるのかなと予想しています。
5位:マイアミ・ヒート
僕がイースト5位に予想しているチームは、マイアミ・ヒートです。
ヒートは昨シーズン、ジミー・バトラーを筆頭にプレーオフで勝負強さを見せ、まさかのファイナルに進出。
ナゲッツに敗れてしまいましたが、前評判を大きく覆す成績を残してくれました。
今シーズンは特に大きな変更点もなくシーズンを迎えました。
ヒートの問題点があるとすれば、PGの層の薄さだと思います。
昨シーズンにスタメンや控えとして活躍したゲイブ・ヴィンセントがレイカーズに移籍したため、今のところ大ベテランのカイル・ラウリー頼みになっています。
タイラー・ヒーローなどがPGとして出場する時間も多くなりそうですが、やはりPG陣の層は薄いです。
ラウリーも衰えは顕著であり、このポジションの補強は必要だと思います。
今後どういう補強をするかはわかりませんが、今のところだと5位くらいが妥当かなと思っています。
4位:クリーブランド・キャバリアーズ
僕がイースト4位と予想しているチームは、クリーブランド・キャバリアーズです。
キャブスは昨シーズン加入したドノバン・ミッチェルが71点を挙げる試合があるなど、とても面白いチームでした。
ジャレット・アレンやエバン・モーブリーのDFも素晴らしく、思っていたよりもいい成績でシーズンを終えました。
今季もそこからマイナスになるような動きはなく、ほぼ現状維持で開幕を迎えました。
そのため昨シーズンから大きく順位を落とすことはないと思い、4位と予想しました。
3位:フィラデルフィア・76ers
僕がイースト3位と予想しているチームは、フィラデルフィア・76ersです。
76ersは昨シーズン、ジョエル・エンビードが得点王、ジェームズ・ハーデンがアシスト王を取るなど、個々としてはいいシーズンを過ごしました。
ただプレーオフでは例年通りの成績で、結果上手くいかずに敗退。
シーズン終了後にはHCのドック・リバース解任やハーデンのごたごたなど、問題を多く抱えることになってしまいました。
今季が始まってからもハーデンのトレードはまとまりませんでしたが、先日ようやくクリッパーズへトレード。
今季はエンビードの周りにいるタイリース・マクシーやトバイアス・ハリスなどの活躍次第というチームになりました。
ハーデンのトレードで加わった選手はベテランが多く、ベンチ層で言えば昨シーズン以上です。
今季は昨シーズン以上の成績を残すとは思っていますが、個人期には上位2チームのほうがいい成績を残しそうだと思い、3位と予想しました。
2位:ミルウォーキー・バックス
僕がイースト2位と予想しているチームは、ミルウォーキー・バックスです。
バックスは昨シーズンも強さを見せていたものの、プレーオフでは初戦でヒートに敗退。
シーズン1位のチームが8位のチームに敗れるという番狂わせを演じられてしまいました。
今季は昨シーズンまでPGを務めたドリュー・ホリデーを放出し、ブレイザーズからデイミアン・リラードを獲得。
DFにおいては不安要素になりましたが、OFにおいては素晴らしい補強に成功しました。
ロスター的に優勝候補であることは間違いありません。
ただヤニス・アデトクンポとリラードのケミストリー構築には少し時間を要するのかなと思っています。
彼らを含め、チームとして一つになれればこのチームは本当に強いはずです。
僕的にはどうしても昨シーズンのマブスがカイリー加入後順位を急に落としたところを見たので、バックスも同じようになってしまっておかしくはないと思っています。
ヤニスとリラードがうまくボールを共有し、リラードがチームに溶け込めるまでの時間を考慮し今回は2位と予想しました。
1位:ボストン・セルティックス
僕がイースト1位と予想しているのは、ボストン・セルティックスです。
セルツは昨シーズン、ジェイソン・テイタムとジェイレン・ブラウンを中心に実力者をそろえ、イースト2位でプレーオフへ。
カンファレンスファイナルまで進んだものの、ヒートに第7戦で敗れシーズンを終えました。
優勝候補筆頭に考えていたので、当時はとても驚きました。
その後セルツはチームの中心選手だったマーカス・スマートをトレードで放出。
またマルコム・ブログドンとロバート・ウィリアムズ3世も放出し、メンバーを入れ替えてきました。
それらの見返りとして、クリスタプス・ポルジンギスやドリュー・ホリデーを獲得。
OF、DFともに昨シーズン以上のロスターになっていると思います。
気になる点としては、やはりボールを共有できるかというところでしょう。
テイタム、ブラウンの2人は長くチームメイトとしてやってきているのでそこまで問題はないです。
ただポルジンギス、ホリデーも加わったので、さらにうまくボールを共有する必要があります。
テイタムとブラウン、ポルジンギスは得点力が見込めますが、3人そろうとなるとスタッツ的には少し下がると思います。
ただホリデーも含め全員がスタッツを落とすとなると、チームとしても微妙な気もします。
とはいえケミストリーは何とかハマりそうだなと思っているので、今回はイースト1位予想にしました。
ただ現状だとナゲッツに勝てるかは正直微妙かなという印象です。
まとめ
今回は23-24シーズンのイースタンカンファレンスの順位予想をしていきました。
いかがでしたでしょうか?
今季は多くのチームで中心選手の移籍があり、未知数なチームが多くあります。
どこが優勝して、どこが思ったより結果を残せないのか。
今季のNBAからも目が離せません。
今回は以上です。
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