こんにちは、えばと申します。
この記事をお読みいただきありがとうございます。
このオフシーズン、トレードでウォリアーズに加わったクリス・ポール。
彼は現在38歳になりますが、「ポイントゴッド」という呼び名にふさわしく、現在も素晴らしい活躍をしています。
全盛期とは比べ物にはなりませんが、チームを強くするという点においてはリーグトップかもしれない選手です。
今回の記事では、
- ポールを含むトレードの内容
- ウォリアーズで求められること
- ウォリアーズでポールはうまくフィットできるか
の3点についてお話していきます。
ぜひ最後までお読みいただき、感想やご意見など頂けたら嬉しいです!
ポールがウォリアーズで求められることとチームの展望は?
ポールがどうしてウォリアーズに加入することになったか
まずはポールを含んだトレードの内容をお話していきます。
ポールは昨シーズン、サンズでプレーをしていましたが、このオフにトレードで一度ウィザーズへ加入します。
サンズ獲得
- ブラッドリー・ビール
ウィザーズ獲得
- クリス・ポール
- ランドリー・シャメット
- ドラフト2巡目指名権複数
- ドラフトスワップ権複数
サンズはポールらを放出する代わりに、ウィザーズのエースだったビールを獲得。
ブッカー、デュラント、ビールという超オフェンシブなBIG3を形成しました。
ウィザーズはビールを放出し、ポールやシャメット、複数のドラフト指名権とスワップ件を獲得。
完全に「再建」へと舵を切った形になりました。
そしてその後、ウィザーズとウォリアーズでトレードが成立し、ポールはウォリアーズへ加入することになりました。
ウォリアーズ獲得
- クリス・ポール
ウィザーズ獲得
- ジョーダン・プール
- パトリック・ゴールドウィンJr
- ライアン・ロリンズ
- ドラフト2巡目指名権(2027)
- ドラフト1巡目指名権(2030、トップ20プロテクト)
- 金銭
ウォリアーズの若手有望株の筆頭だったプールを放出することで、ウォリアーズはポールを獲得しました。
ドラフト指名権も複数放出したので、ウォリアーズは将来よりも「今」を優先するということになりました。
再建へと舵を切ったウィザーズは、若手のプールを始め複数のドラフト指名権などを獲得。
再建を進めるチームとしては素晴らしい内容だったと思います。
こうしてポールはサンズからウィザーズ、そしてウォリアーズへと移籍をすることになりました。
ウォリアーズで求められそうなこと
ここからは、ポールがウォリアーズで求められることについて考察していきます。
今回挙げること以外に求められそうなことがありましたら、ぜひコメントなどにて教えてください。
①1~2年以内での優勝
まずは、直近1、2年での優勝というところを求められると思います。
ウォリアーズはポールを獲得することで、「将来的にではなく、今優勝する」というチーム戦略をとることになりました。
カリー、クレイ、ドレイモンドはベテランの域になっていますし、ポールはもう大ベテランです。
それに加えルディ・ゲイの獲得も先日報じられました。
とにかくベテランの集まりとなっています。
不安定な部分は多かったものの、プールは将来のウォリアーズを背負うことになるかもしれなかった選手です。
そんなプールを放出してまで獲得されたポール。
そのため、どうしても直近での優勝は求められてしまいます。
ポールは38歳、カリーが35歳、クレイとドレイモンドは33歳。
主力のほとんどはベテランです。
いつだれが衰えてもおかしくありません。
中でも、カリーが衰えてしまうと今のウォリアーズは相当厳しくなってしまいます。
そのため、23-24シーズンか24-25シーズンでの優勝というところは、どうしても求められます。
②ジョナサン・クミンガの育成
次に求められるのは若手選手、特にクミンガの育成でしょう。
実際にドレイモンドも、クミンガの才能をポールが開花してくれることを期待しています。
クミンガはポテンシャルは素晴らしいものを持っていますが、才能がなかなか開花してきません。
いわば「未完の大器」の状態になってしまっています。
ただ、先ほどお話したようにウォリアーズは現在高齢化が進んでおり、クミンガの成長はウォリアーズの将来そのものにかかわるようになりました。
プールも抜けた今、クミンガが成長してくれないとウォリアーズはどんどん苦しくなっていきます。
ポールは今まで多くの若手有望株と競演し、成長させてきた実績があります。
それと同じようにクミンガの育成にも注力してくれれば、ウォリアーズの将来にとって非常に大きなものになります。
ポールにはぜひクミンガをスター選手へと成長させてほしいなと思っています。
③プレースタイルの若干の変更
次に、プレースタイルを少し変える必要があるのかなと思います。
セカンドユニットの選手たちとプレーするときは、今まで通りのハーフコートバスケを展開することを求められると思います。
ポールは安定感のある選手なので、安定してセカンドユニットを引っ張ってくれることは期待できます。
ただ問題は、カリーらスタメン選手たちとプレーする時間帯です。
ウォリアーズの攻撃は基本的にとにかく早く、どんどんシュートを放ってきます。
その中でポールがハーフコートでゆっくり時間を使うというのはなかなか難しいと思います。
そのため、セカンドユニットとプレーするときはゆっくり着実に、スタメンと出場する場合はアップテンポなオフェンスを展開する必要があります。
ポールはドレイモンドと違い、自分で点を取りに行くことも容易にできます。
カリーやクレイ、ウィギンスを使いつつ、自らも隙があれば点を取る。
DFではPGでエースを担う人とマッチアップをし、カリーの負担を減らす。
この辺りがポールには求められることになると思います。
まとめ
今回は、ウォリアーズへ加入したポールに関する記事を書いていきました。
いかがでしたでしょうか?
ウォリアーズではスタメンでプレーするのか、セカンドユニットとしてプレーするのか。
カリーやクレイ、ドレイモンドとはうまくプレーできるか。
来季のウォリアーズがどうなるのかは本当に楽しみではあります。
ポールがフィットできたとしたら、ウォリアーズは優勝候補筆頭にまで上がってくると思います。
ウォリアーズファンの僕としては、ポールがうまくフィットし優勝を勝ち取っている姿を期待しています。
ポールにとって初優勝、ウォリアーズ王朝の復活に期待しながら、来季も楽しみにしたいと思います。
今回は以上です。
あなたは、ポールがウォリアーズで初優勝を獲得できると思いますか?
ポールはスタメンで起用するか、ベンチ起用にするか、どっちがいいと思いますか?
ぜひご意見や感想などを頂けましたら幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
またほかの記事もお読みいただけたら幸いです。