こんにちは、えばと申します。
この記事をお読みいただきありがとうございます。
NBAとBリーグ。
この2つのリーグには、様々な違いが存在しています。
そこで今回は、
「NBAとBリーグでルールが異なるもの」
をいくつか紹介していきます。
最後には僕が個人的に思う、2つのリーグの相違点についてお話していきます。
ぜひ最後までお読みいただき、感想やご意見など頂けたら嬉しいです!
NBAとBリーグで異なるルール
①:試合時間
まずは試合時間についてです。
Bリーグでは、FIBAと同じルールが基本的に適用されています。
そのため、試合時間は1Q10分×4、計40分で試合が行われます。
NBAは独自のルールを多く設けています。
試合時間は1Q12分×4、計48分で試合が行われます。
NBAのほうが試合時間が長いので、その分100点ゲームになる試合がほとんどです。
Bリーグでは、そんなに頻繁には100点ゲームは見られません。
②:3ポイントラインの距離
次に、NBAとBリーグでは3ポイントラインの距離が異なっています。
先述したようにBリーグはFIBAと同じなので、リングから3ポイントラインまでは6,75mあります。
日本の体育館にある3ポイントラインはこの距離になっています。
対して、NBAの3ポイントラインはリングから7,24mあります。
NBAのほうが実は3ポイントが遠くに設けられています。
NBAのほうが距離が遠いのにもかかわらず、3ポイントラインよりはるかに遠いところからシュートを打ててしまう。
最近のNBA選手たちがどれだけ化け物じみているかがよくわかりますね。
③:ボールの大きさ
次に、BリーグとNBAではボールのサイズに違いがあります。
Bリーグでは、7号球が使用されています。
日本では、小学生が5号、中学生以上は男子が7号で女子が6号が用いられます。
Bリーグは男性のバスケットボールリーグなので、7号球を使用しています。
FIBAの規定と同じなので、違和感はないと思います。
対して、NBAでは6,5号球が使用されています。
NBAを見ていて、
「ボールが小さいのかNBA選手の手がでかいのか?」
と気になったことはありませんか?
これは両方正解なんです。
NBA選手の手は確かにとても大きいですが、ボール自体も少し小さいものが使われています。
6,5号球が使用されるのはNBAのみです。
理由としては、
「ボールが小さいほうが掴みやすく、派手なプレーにつながりやすくなるから」
だと言われています。
日本バスケもNBAと同様6,5号にするべきだと耳にすることもありますが、僕はこれには反対です。
そもそもFIBAが7号と定めているので、7号に慣れていたほうがいいと思っているからです。
④:ファウルアウトまでの数
次に、ファウルアウトになるまでのファウル数に違いがあります。
Bリーグ及びFIBAでは、5ファウルで退場と決められています。
そのため、4つファウルをするとベンチに下げられることが多くなります。
それに対し、NBAでは6ファウルで退場と定められています。
FIBAより1つ多くなっていることがわかります。
これもNBA独自のルールです。
⑤:タイムアウト関連
次に、タイムアウトに関して様々な違いがあります。
Bリーグでは、タイムアウトは1回60秒で前半に2回、後半に3回、延長に1回まで取ることができます。
また、タイムアウトを申請できるのはベンチにいるヘッドコーチや監督のみです。
それに対し、NBAでは1回75秒で計7回まで取ることができます。
また、NBAではヘッドコーチだけでなく、ボールを持っている選手もタイムアウトの申請ができます。
これもまたNBA独自のルールです。
NBA以外のリーグでは、基本的に選手はタイムアウトの申請ができません。
⑥:ディフェンス3秒ルール
次に、NBAにのみ
「ディフェンス3秒ルール」
というものが存在します。
FIBAの規定には、オフェンス側のみ3秒ルールが存在しています。
オフェンスをしている時、自陣のペイントエリアに3秒以上いてはいけないというものです。
これはNBAにもあります。
これに対し、NBAではディフェンス側にもこのルールが適用されます。
ボールを持っている選手にDFしている選手以外は、マークマンを放してペイントエリアに3秒以上居続けることはできません。
ちゃんと相手をマークしていれば、この反則は取られません。
このバイオレーションを取られると、相手側にフリースローが1本与えられ、相手のスローインで試合が再開されます。
個人的に思う2つのリーグで違うルール
これまでは、ルール的に完全に異なっているところを説明していきました。
もし触れられていない所がありましたら、ぜひ教えていただけると嬉しいです。
ここからは、僕が個人的に思っている2つのリーグの違いをお話していきます。
①:トラベリングの基準
個人的に、トラベリングの基準が少し違うような気がしています。
BリーグはFIBAのルールに則っているため、トラベリングはちゃんと吹いています。
たまに少し微妙なときもありますが、ギリ許容範囲なくらいです。
それに対し、NBAのトラベリングは少し吹かなさすぎです。
NBAはとにかくエンターテイメント性を求めているので、多少仕方ないのは理解しています。
NBA独自のルールも、とにかくエンターテイメント性をあげ盛り上がるようにしているのはわかっています。
にしてもトラベリングは取らなさすぎかなと思います。
ダンクの直前とかならわかります。
確かに僕も派手なダンクは見たいので、トラベリングで止めないでほしい気持ちはあります。
問題はその他の時です。
ジャンプシュートの前、ピポットの最中、フェイント後。
「これ何歩歩ってるんだ?」
と思ってしまうくらい歩いている時があります。
それでも、多くの時ではトラベリングが吹かれません。
ここが少しBリーグとNBAで異なるところかなと思います。
まとめ
今回は、NBAとBリーグで違うルールについてお話していきました。
いかがでしたでしょうか?
Bリーグは基本的にFIBAのルールに則っているため、変わったルールはありません。
そのためBリーグのみを見ている人からすれば、NBAを見ると少し違和感を抱くかもしれません。
逆にNBAしか見ていない人からすれば、国際大会やBリーグを見ると違和感を抱くことがあります。
NBAはよりエンターテイメント性を求めたバスケなので、諸々ルールが異なっています。
今回の記事で少しでも両リーグのルールの違いについて理解していただけたら幸いです。
BリーグもNBAも、どちらも盛り上がったらいいなと思っています。
たくさん応援していきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回の記事の感想やご意見、書いてほしいこと等ございましたら、お気軽にコメントください!